令和2年 新年のご挨拶

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令和2年 新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年中は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。

さて、当事務所は、UC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)においてInformation Disclosure(情報開示)に関する研究をしていた古家和典弁護士をパートナーとして迎え入れました。古家弁護士とは、UC Berkeleyのキャンパスで知り合う縁があり、物事を格物致知してゆこうとする姿勢に薫染を受け、当事務所へお誘いした次第です。古家弁護士は、渡米前日本においても、実務のみならず独占禁止法事件の研究・分析を行うなど実務と研究の両面で意欲的に活動しており、アメリカで得た知見や国際的なネットワークと相俟って、従来の法律業務に留まらない新たな可能性を感じさせてくれます。

古家弁護士の加入により、当事務所は、質の高いサービスを提供する態勢を強化することができました。独自のユニークな経験を活かしながら、昨年以上に研鑽を重ね、誠実に目の前の事件に向き合う所存ですので、本年も倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和2年1月吉日

代表弁護士 酒匂禎裕

 

拝啓 初春の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

私は、2009年12月の弁護士登録後、阿部法律事務所(現阿部記念法律事務所)に所属した後、独立開業を経てアメリカに留学しておりましたが、同じUC Berkeleyに留学していた酒匂弁護士の知遇を得て、2019年9月よりICase法律事務所に参画いたしました。

留学前は、企業法務、契約紛争、労働事件、離婚事件、刑事事件、行政訴訟と比較的広い範囲の事件を手掛けていましたが、留学中は、日弁連派遣の客員研究員として、行政手続、ディスカバリ、FTC(Federal Trade Commission)が規制するプライバシー問題等について研究し、さらに契約法、不法行為法、民事訴訟法などを含む基本的なアメリカ法についても知見を深めました。

約2年間アメリカに留学して多くの留学生と交流を持てたこと、そして知的財産権を専門とする当事務所へ参画したことを契機として、今後は海外の法律事務所と提携して、国際交流を活発に行っていくとともに、不正競争防止法や商標法及び渉外案件にも注力していく所存です。丁寧な調査を心がけ、お客様のご要望に対応できるよう尽力しますので、法務のご相談があればお気軽にご連絡ください。今後ともご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。

敬具

令和2年1月吉日

弁護士 古家和典